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久しぶりに美容院に行った。
今日はいつもと違う美容院でカットとカラーとトリートメント。
美容院に苦手意識のある私だけど、担当の男の人はとても気さくで喋りやすい部類の人だった。
地元の話とか方言の話とかである程度盛り上がり、和やかな雰囲気でカットをしてもらう。
カットが終わり、カラーをしてもらい、時間を置くのでお好きな飲み物をお選びくださいと言われ、私はお茶を選ぶ。
5分くらい待っているとお盆にお茶と飴を載せて持ってきてくれて、ありがとうございますと言いながらお盆の上をみると、お茶の横にメッセージが添えられていた。
「○○様 今日はありがとうございます。細かいことでもなんでもおっしゃってくださいね!」
え。
私は意味が分からなくて3秒くらいそのメッセージを眺め、そのあと何だか恥ずかしくなってぱっと目をそらした。メッセージに気づいてない風を必死に装った。
どうして。わたしはここにいるじゃん。まだあなたの目の前にいるよ。
お店を出るときにこういうメッセージをくださる店はたまにある。だけど、まだこれから30分くらい一緒に時間を過ごすのにどうしてこのタイミングでこれを渡したんだろう。私はどう返せばいいんだろう。
私が帰った後美容師さんは自分の手であのカードを捨てるんだろうか。誰のための何のためのカード?
分からなさ過ぎてなんかぞわっとした、そんな10月のはじまり。
人前でリップ塗れる女子は勝ち組
人前でリップが塗れない。
口紅の方のリップはもちろん、色がついていないリップクリームすら私は人前で塗ることが出来ない。
化粧直しだって、他の人の目があるトイレの化粧台ではできないから、いつもトイレの個室で隠れてこそこそやっている。
どうしてなんだろうと自分で考えてみた結果、根本的に自意識が過剰というのはもちろんだけど、女であるということに対する自負や自信のなさに気づいた。
私は普通の女子に比べて身なりに対する意識が若干低めだ思う。大学に入って化粧はするようになったものの、髪の毛もまいたりしないし、服装もボーイッシュがほとんどで、スカートをはくと珍しがられる。指輪をつけたり、イヤリングを付けるのもなんとなく恥ずかしい。
そんな私が、リップを塗るという"女を全面にだす行為"を自分がすることで、
「え、あいつリップ塗ってる・・・。」
「あんな身なりに無頓着そうな顔して、そういうとこ気にするんだ・・・。」みたいに思われる気がしてしまってならない。
これは完全なる自論だけど、人前でリップを塗れる女子は、多少なりとも自分が女であるという自負や自信があるんだと思う。
化粧の大変さを男子に語る女子にも同じことが言える。彼女たちがそれを語れるのは、化粧で作られたクオリティの高い顔面を提供しているという自負があるからであって、もしそれを化粧の下手なブスが言ったら、全員が「いやお前が語るなよ」ってつっこむと思う。
だから、人前でリップが塗れるということは、前提として私はそれなりのクオリティの女子ですよという自負があって初めて成立する行為だと思う。
まあ、こんなこと書く前にお前は身なりにもっと気を使えってはなし。
アメリカのTV番組「クィア・アイ」をみて思ったことをつらつらと。
面白いよーと薦められて観てみたアメリカのテレビ番組「クィア・アイ」。
ざっくりした中身を言うと、ゲイの5人が依頼者のダサ男を改造していく番組。
軽い気持ちで見始めた結果、どハマりした。
何といってもこの5人の人柄が素敵すぎる。
とにかく明るい。
やたらハグするし、冗談言うし、リアクションもいちいちでかい。絵にかいたようなアメリカ人って感じだけど、なぜか不思議とずっと見ていられるし、見ているうちにこっちまで笑えてきてしまう。
そしてこの番組に惹かれたのは、
人とのコミュニケーションについて学ぶところが多かったから。
まず彼らは、どんな依頼者を相手にしても全く態度を変えない。忖度のその字もない。
ダサ男に会った瞬間、容姿から何からけっちょんけっちょんにけなすけど、カッコよく生まれ変わった後はオーバーなくらいにベタベタに褒めまくる。
胸を打たれたのは、そこに嘘がないこと。どれも彼らの本心から出ている言葉なんだなというのがすごく伝わる。裏表がないのだ。
だからなのか、どの依頼者も彼らと別れるとき、すごく寂しそうな顔をする。泣く人までいる。たった2~3日しか一緒にいなかったのにどうしてそこまで距離を近づけられるんだろう、と思ったけど、そらはきっと、彼らが裏表なく相手に真摯に接していたからだと思う。結局、信頼できる人というのは裏表なく自分と接してくれる人間なんだなと改めて気づかされた。
特に私が印象に残っているのは、第2回目。この回ではインド出身の男性が依頼者だった。
この男性はあまり他人を自分のパーソナルスペースに入れることを好まない人で、家に全く人を招かないし、やたらハグをするファブ5に困惑していた。
普通はあ、この人こういうノリ苦手そうだなって思ったら相手に合わせる。だけど、彼らは全く態度を変えなかった。会った瞬間からいつものように「ハーイ!」のノリでガンガン攻めるし、相変わらずズバズバモノを言っていた。
その一貫した態度をみて私はますます彼らが好きになった。底抜けに明るいファブ5と触れ合ううちに、徐々に依頼者の男性も心を開いていって、改造された後はなんと自分からハグをするようになったし、表情もとても明るくなった。
その光景に私は衝撃を受けた。たった数日でこんなに人って変わるのか。朱に交われば赤くなるとは言うけれど、こんな簡単に周りにいる人の影響を受けるのか、と。
そして何よりファブ5の5人の一貫した態度。私は人と接するときすごく敏感になる。あ、ちょっと嫌そうだなとか、気を遣わせてるなとか。だから、人と触れ合った後はたいてい自己嫌悪に陥る。だから、相手に遠慮して言いたいことを言わなかったり、思ってることと違うことをしたりする。そんな自分が嫌で、もうどうすればいいか分からなかった。
ファブ5はいとも簡単に私の悩みを打ち壊してくれた。
彼らは相手が誰だろうと気にしない。1ミリも忖度しない。嫌われようが何されようが、私は私。思ったことは堂々と言う。そうやって相手との壁をどんどん壊していく。相手に遠慮するどころか、相手を自分色に染め上げてしまう。それも自然に。
ただ自分を主張するだけだと自分本位になってしまいがち。そこも彼らはすごい。自分の意見は大切にするけど、相手のこともすごく大切にする。依頼者の悩みや考えを親身になって聞くし、どんな依頼者に対しても「君のこと好きだよー!」という気持ちを全面に出しながら接しているのがすごく伝わってくる。
第2回のインド人男性には自分を重ねる部分が多かった。周りに期待することに諦め、いっそ人と関わるのをやめてしまおうという考え方は、まさに私も同じだった。そしてそんな彼に対してファブ5のメンバーが「逃げちゃダメ。人と関わるのは楽しいことばかりじゃない。傷つくし、嫌な思いをすることもある。だけどそういう恐怖を乗り越えた先に人と関わる喜びがあるんだよ。」と教えていた。
すごく胸に来た。ほんとにその通りだな。わたしはひたすらリスクから逃げ続けたおかげで痛い目にはあってないけど、その分楽しい思いもしていない。人間関係というのは深く入り込むときたしかに怖いし、不安もあるけど、でもだからこそ、そこを乗り越えてはじめて関係性は強固なものになるのだし、逆に言えばそういう覚悟ができないのならば浅い関係しか築けないってことだと思う。
もっとのびのび生きたいな。
最近はやりのモコモコアウターについて
最近というか、結構前からやたらモコモコのアウターを着てる女子が増えた気がする。ひどい時は大学の教室でモコモコ女子たちが一列占拠してるときもある。もっこもっこもっこもっこ。あれ結構あったかそうだなーとか思ってたけど、よく考えたらモコモコなの外側だけじゃん。内側ツルツル。1番重要なところツルツル。
そういうモコモコアウターを着ている女子を見ると、ああ違う人種の人だー、とつい思ってしまう。もし私がお店であのアウターを見つけて、たとえかわいいと思ったとしても、「汚れそうだなー」「内側寒そう…」なんていう圧倒的ネガティブな意見にすぐに負けてしまうだろうな。
でも彼女たちは違う。きっとそんな現実的な問題どうこうはどうでもよくて、彼女たちの中で圧倒的支配権を握るのは「かわいい」という感情なんだと思う。かわいいは正義。
きっと私はふわふわでモコモコの服なんて一生着ることないんだろうな。
なんてことをモコモコ女子を横目に思う19の冬。
変人求む
私は人に対するストライクゾーンが狭い。ものすごく狭い。恋愛の話ではなくて対人間の話だ。好きになった相手にはゾッコンでかまってちゃんなくせに、自分のツボにはまらない人に対してはとことん興味がない。えげつないくらい興味がない。しかもそのツボがものすごく小さいもんだから、つまりは大抵の人には興味がない。
中高の6年間で私のツボにどハマりした子が1人いた。(ちなみに私は中高一貫校出身)その子との会話はほとんどがくだらないもので、でも人生についてとかジョイマンのネタの面白さについてとか、本当に多岐にわたる話題で、話のネタが尽きることがなかった。
大学に入って1年が経とうとしているけど、私のこの狭〜いツボにハマる人がいない。みんな“普通”なのだ。私は昔から変わってるとか独特の雰囲気だと言われることが多いけど、私を特別視してる時点ですでに心の友にはなれない気がする。もっと来い。私を凌駕するくらいの変人性を私にぶつけて来い。って勝手に心のなかでひとり熱くなってる。
ああ面白い人に会いたい。いっしょに人生についてうだうだうだうだ語り合いたい。
朝が好きだ
朝が好きである。
「朝」という言葉の響きが好きである。
明日になったって、どうせ私は私のままなのに、朝になったら、いまと違う自分が待ってるって期待している自分がいる。
朝が来たら、ベッドの上でぐーたらしただけの生産性のかけらもない今日も、1年前から何も成長していない今の自分も、全部ぜんぶリセットされて、チャラになって、またいちから始められるんだ、スタートラインに立てるんだという甘い幻想。
20年弱しか生きてない私でも、その幻想はきっと、どこまでいってもあまいあまい幻想なのだと何となく気づいている。
それでも私は朝に期待し続けるのだ。
明日の朝には、まっさらな私が目を覚ますのだと。
最強のアイス見つけた件について。
今週のお題「好きなアイス」
見つけました。私の運命のアイス。
それはですね、、、
セブンプレミアムのティラミス氷です!!!
まじでこれは革命。異端児。アイス界の新たなる刺客。
まずさ、ティラミスとカキ氷の組み合わせが想像できんやん?でもね、食べたら本当にちゃんと掛け算されてるんです!カキ氷のしゃりしゃり感とティラミスが絶妙にマッチしてもう、それはもう、絶妙なハーモニーを奏でるわけですよ。(嘘くさい)
表面はティラミスのあの、コーヒー的な粉がかかってて、中は、ミルクとチーズみたいな感じでティラミスなんですよ!でもちゃんとコーヒーのゾーンもあって、ちゃんとティラミスなんですよ!←語彙力
私正直普通のティラミスは途中からくどくなっちゃって、最後の方なんか、うぇ〜ってなっちゃうんですけど、このアイスは全く!ない!ティラミスなのに永遠に食べれる!
本当に感動しすぎて、セブンに意見文送ったからね。(本当の話)
あまりに美味しくて感動したので、開発した方々に感謝の意を伝えたいです的な内容の意見文送ったからね。人生初ですよこんなことしたの。
まあでもそれくらいの衝撃はあると思いますので、ぜひ、いろんな方に食べていただきたいと、思ってますよ。私は。←誰